2015年11月05日

遠藤直哉 著書|遠藤直哉に学ぶスポーツとソフトロー

今回は、遠藤直哉先生の著書『新しい法社会を作るのはあなたです―「ソフトロー」と「分割責任論」の活用―』で挙げられた裁判例を元に「責任分担の思想」がどう活かされているのか遠藤直哉先生の解説と共にご紹介いたします。

高度成長と共におびただしい悲惨な交通事故が発生してきました。昨今このような中で加害者は罰せられますが「被害者も注意せよ」という過失相殺のパターンが決まってきたとのことです。
交通事故が起きたのはだれの責任かケースによって違ってくるということですが、例えばどのように変わっていくのでしょう。

以下、遠藤直哉先生の著書『新しい法社会を作るのはあなたです―「ソフトロー」と「分割責任論」の活用―』からの引用になります。

「横断歩道で、青信号に従って渡っている人に、車両がぶつかってケガをさせれば、車両が全面的に責任を負うことになります。(中略)赤信号を渡る人が急に飛び出したならば、全面的に飛び出した人の責任となり、運転者は責任を負いません。しかし、赤信号に気づかず、ゆっくり歩いて渡る人もいれば、黄色で渡っていたところ赤になってしまう場合もあります。そのような場合には、赤信号を渡った歩行者の過失は4割とされ、請求は減額されますが、逆に歩行者からの6割の請求は認められることとなります。また、子供が飛び出した場合などには、手を離してしまった母親にも責任があり、過失相殺はされますが、母親と子供の過失は2割ないし3割の過失となります。」

このように何か原因があった場合歩行者側にも過失は発生しますが、引用の通り車両側のほうが過失が重くなってしまいます。車を運転する際には、急に停止する必要を常に心がけていないといけません。

次回も、遠藤直哉先生の著書より「分割責任論」の裁判例についてご紹介していきます。


医療と法制度、ソフトロー 〜遠藤直哉氏の唱える新しい法運用〜
ソフトローデモクラシー (遠藤直哉)
社会と子育てのいい関係 〜遠藤直哉さんのソフトロー論〜
日本の抱える国際問題と法制度 〜ソフトローについて〜 遠藤直哉氏を研究する
今だからこそ憲法について考える 〜遠藤直哉氏のソフトロー的思考〜
新しい法社会を作るのはあなたです
ソフトローと法律の未来 〜遠藤直哉の唱える理論は新しいスタンダードになるか〜
消費者主義と現代の法について 〜ソフトローによる企業と消費者の共存 遠藤直哉氏の考え〜
遠藤直哉先生のソフトローデモクラシー論について
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posted by ニックネーム at 11:28| Comment(0) | 遠藤直哉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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