2015年11月11日

遠藤直哉 著書|遠藤直哉に学ぶスポーツとソフトロー

前回、遠藤直哉先生の著書『新しい法社会を作るのはあなたです―「ソフトロー」と「分割責任論」の活用―』では交通事故の責任の所在について紹介いたしました。
今回は、遠藤直哉先生の同著書よりゴルフのプレイ中の事故での責任の所在についてご紹介いたします。
体を動かしたり、ボールを打つようなスポーツで怪我は付き物です。ゴルフもその例に漏れず、固いゴルフボールが当たり、怪我をさせてしまう事故が起きる場合があります。
スポーツのルールについて考えていくこのブログにおいて、今回の話は特に注意深く読んでいきたいですね。
それではまずひとつ、遠藤直哉先生より問いが投げかけられております。
「ゴルフをしているときに、Aの打ったゴルフボールが、前方の横方向を歩いていたプレイヤーBに当たってケガをさせたときには、打ったAと前のほうに歩きだしてしまったBのいずれに責任があるでしょうか。

これまで読んできた「分割責任論」のことを考えれば、Aが打っていることがわかっていながら前を歩いたBには責任があると考えられますが、では実際に怪我させてしまったAはどうなるのでしょう。
遠藤直哉先生は以下のように述べております。
「原則として、ゴルフボールを打つAがいるのを知りながら前を歩いていくBは、責任を負います。しかし、Aやキャディーが声を掛けずに打ってしまえば、打ったAにも多少の責任はあります。」
場合にもよりますが、声を掛けなければAも責任を負ってしまうのですね。
人と人が同じ場所にいてこそのスポーツでは、声を掛けての譲り合いやコミュニケーションが大事だということを痛感します。
この裁判例には、他にも様々なケースと責任の所在がありますが、長くなったので次回でご紹介していきたいと思います。

医療と法制度、ソフトロー 〜遠藤直哉氏の唱える新しい法運用〜
ソフトローデモクラシー (遠藤直哉)
社会と子育てのいい関係 〜遠藤直哉さんのソフトロー論〜
日本の抱える国際問題と法制度 〜ソフトローについて〜 遠藤直哉氏を研究する
今だからこそ憲法について考える 〜遠藤直哉氏のソフトロー的思考〜
新しい法社会を作るのはあなたです
ソフトローと法律の未来 〜遠藤直哉の唱える理論は新しいスタンダードになるか〜
消費者主義と現代の法について 〜ソフトローによる企業と消費者の共存 遠藤直哉氏の考え〜
遠藤直哉先生のソフトローデモクラシー論について
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遠藤 直哉 - 第二東京弁護士会
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posted by ニックネーム at 10:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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